【パトラッシュです。】
6月19日で満11歳になります。人間の年齢に換算しますと60歳の還暦を迎えます。
犬 種:シーズー
生年月日:平成10年6月19日生まれ
年 齢:10歳8ヶ月
性 別:♂
性 格:甘えん坊、内弁慶
特 技:ボール探し、食いしんぼう
出身地:多賀城市
今年の牛年の洋服を着てのお正月:もうあきちゃったよ。いつまでこれ着てるの?
【命名の由来】
甥の宏君が童話‘フランダースの犬’のように賢い犬になるようにとの願いを込めて「パトラッシュ」と命名。フランダースの犬は、イギリスの女性作家ウィーダが実話に基づいて物語を作られたと推測されており、ベルギーのフランダース地方アントワープという町とホーボーケンという村が舞台となっています。
【現地紹介】
甥の洋介君が調査でベルギーに行った際、現地を訪づれ、写真やネロとパトラッシュのミニチュア銅像のお土産と共にいろいろなお話をしてくれました。
ノートルダム大聖堂
キリスト昇架(ルーベンス画)
キリスト降架(ルーベンス画)
ネロとパトラッシュの銅像
ネロ少年は、ルーベンンスのような偉大な画家になることを夢みていた。毎日、ホーボーケンからアントワープまで老犬パトラッシュの引く荷車にミルクを乗せて運んでいた。祖父の死、様々な悲しい出来事で、雪の降る中、希望を失ったネロとパトラッシュは、アントワープの聖母大聖堂に辿り着く。最後にお金がなくて見ることができなかったルーベンンスのキリストの絵を偶然見ることが出来感激するが、寒さと空腹の為にキリストの絵の前でパトラッシュと共に凍死したという悲しいお話。
【洋介君のお話】
このような悲劇的な結末の物語は、日本人に多く好まれていますが、欧米ではあまり好まれていないようです。実際、日本で人気が出るまで、アントワープやボーボーケンの人達はフランダースの犬の物語やネロとパトラッシュの存在さえ知らなかったそうです。また、現地の人々は、自分達の先祖達がネロとパトラッシュを見捨てたという結果になった事は、キリスト教的な慈愛の精神に反するもので大変恥じているとも言われているそうです。日本での大人気により、日本から風車のオブジェが寄贈されたり、ネロとパトラッシュの銅像が建てられたりして、観光地の1つになったそうです。とは言っても日本以外では知名度がない為、日本人以外、ここを訪れないそうです。ただ、地元ではすっかり有名になり、銅像のミニチュア版、本、ネロとパトラッシュをかたどったレースの飾り物、ネロとパトラッシュのベルギービールなどが人気のお土産としてあるそうです。ノートルダム大聖堂の周辺にもネロとパトラッシュに関するグッズなどが売っていたとの事でした。